私が日常生活において持っていて良かったと思うアイテムの一つが、布団乾燥機です。
ぐっすりと眠るには、寝具、特にどんな布団を利用するかは重要なポイント。布団を定期的に干して清潔に保つことは気持ちがいいし、質の良い睡眠につながります。
しかし、忙しい毎日でなかなか布団を干せない、在宅中に限って悪天候で布団を干すタイミングに恵まれない、ということも・・・。それに、自宅の間取りにもよりますが、布団を干すという行為は、(特に力のない女性にとっては)力仕事だし億劫になりますよね。
ただ、人間の体は冬でも気づかないうちに汗をかいていたりします。だから、ずっと布団を干さないでいると、湿気を帯びてくるので不快になったり、ふとんが重く感じられるようになったりします。布団が重くなると寝返りが打ちにくくなるので、睡眠の質を悪化されることにもなります。
また、布団には汗だけでなく、皮脂なども付着しているので、そのうちにダニが繁殖してダニに刺されたり、アトピーや、鼻炎など呼吸器系のアレルギーになったり、健康にも悪影響を及ぼすことにもつながります。
私も普段、布団がなかなか干せなくて対策を考えていたところ、布団乾燥機に出会い、そのすごい効果に嬉しくなるほどでした。以下のような素晴らしいメリットを感じています。また、布団乾燥機の使い方について気を付けている点もまとめました。
布団を干す労力が軽減
布団を抱えて干す場所まで持っていくのが大変でしたが、ふとん乾燥機を使うようになってからは、干す回数も減ったので、負担が軽減されました。特に、腰痛だった時は、布団を持ち上げられなかったので、布団乾燥機があったことで助かりました。
ダニ退治に効果的
私の使用している布団乾燥機は、ダニモードがあるので、ダニ退治したい時は効果的です。梅雨の時期などは、雨の日が多くて布団が干せない上に湿度が高いので、布団にダニが繁殖しやすくなります。
肌にかゆくて赤い腫物があると「ダニに刺されたかも」と憂鬱になります。でも、ダニモードで布団を乾燥させた後は、刺されなくなりました。
そして以前は鼻炎持ちでしたが、いつの間にか治っていました。また悩んでいたニキビもできなくなりました。布団乾燥機でダニを退治できたからかも知れません。アレルギー症状や肌トラブルの改善にも効果があるのでしょう。
布団が軽くなり睡眠の質が向上
布団乾燥機で布団を乾燥させた後は、湿気で重かった布団が軽くなるので、とても快適です。寝返りも打ちやすくなるので、睡眠の質が向上し、深く眠れるようになります。
暖かい布団で幸福感に浸れる
冬は、布団の中は冷たーくなっています。寝る前に布団乾燥機で布団を温めることで、ほのかな温もりのある布団の中に飛び込むことができます。暖かい布団の中で寝ると、この上ない幸福感に浸れます。幸せな気分で熟睡へと導かれる感じになります。
布団乾燥機の使い方と注意点
私は現在、パナソニックの布団乾燥機(マットタイプ)を使用しています。布団乾燥機はマットありとマットなしの二種類あるようです。マットありの場合は、敷布団の上に布団乾燥機のマットを敷き、その上に掛け布団を乗せます。
マットありは、布団を隅々までまんべんなく暖めることができて、ダニ退治にも効果的なので、個人的にこちらを好んで使っています。
しかし、マットなしのメリットは、マットを敷く手間がなく設置が簡単なことなので、一般的にはマットなしの方が主流になってきていて、商品数が多いみたいですね。
布団乾燥機の使い方は、象印、三菱、アイリスオーヤマ等メーカーごとに若干違いがあるかと思いますので、メーカーのホームページで確認したり、取扱説明書がダウンロードできる場合は、事前にチェックすることをおすすめします。
布団乾燥機を使用するにあたって気をつける点ですが、布団乾燥機の使用後は、布団の中がとても暑くなっています。短時間モードで使用する際は、あたため時間が短い分、布団が冷えるのも早いですが、ダニ退治などの長時間モードは非常に暑くなり、布団が冷えるのにも時間がかかります。
ですので、寝る直前に使用するのは避けた方が良いでしょう。
私も使い始めた頃、寝る直前に思いついたように布団乾燥機を使用し、すぐ就寝した事がありますが、暑すぎで眠れなかったです。
特に、梅雨の時期(6、7月頃)は布団が干せなくて、ダニが湧きやすいので布団乾燥機を利用する頻度が高くなりますが、気温も高いので、就寝直前に利用すると、布団の熱気を冷ますのに非常に時間がかかります。そのため、機種にもよりますが、この時期に使用の際は、私は就寝する4時間前には布団乾燥が終了しているようにしています。
ただ、冬に使用する時は、寝る約一時間前に終了するようセットするようにしています。冬は気温が低く、布団乾燥機で温めても冷めるのが早いからです。寒い冬は暖かい布団で気持ち良く眠りたいですよね。
布団乾燥機の電気代について
布団乾燥機を使用した際の電気代はどのくらいになるのか?というのも気になるところかと思います。
これは、機種やその人個人の使いかたによると思いますが、「あたため」とか「送風」などの短時間で終わるモードであれば、それほど電気代はかからないと予想されます。ダニ退治のために「ダニモード」にすると長時間になるので、その分電気代もかかるでしょう。
また、布団乾燥機を使用する頻度によっても、電気代に差が出てくると思います。
私の場合は、梅雨の時期は、月に数回ダニモードを使用しています。私の部屋は比較的通気性が良いからか、このぐらいで大丈夫みたいです。また、冬にも月数回ほど利用していますが、冬はダニが湧きにくいので、ダニモードを使用せず、布団が乾燥、暖まる程度の時間に設定しています。
どれぐらい布団乾燥機を使わないとダニが湧くのか、というのもその個の布団の使い方や自宅、部屋の環境によると思われます。
布団の中で汗をかく事が多いなら、その分ダニも湧きやすくなるので、布団乾燥機を使う機会も多くなるでしょう。電気代が気になるなら、布団の使い方や部屋の温度設定を見直す方が良いかと思います。
また、梅雨以外でも部屋がジメジメしていて、布団の湿気がいつも気になる場合も、布団乾燥機で頻繁にダニ退治しなければいけなくなるかも知れません。やはり、日頃からできる限り窓を開けるなど、こまめに部屋の換気をすることも大切かと思います。
それでも部屋の湿気が気になる場合は、住環境に何か問題があることも考えられます。自宅の通気性を改善するリフォームや、引っ越しを検討した方が良いかもしれません。
上記のような布団の湿気が多くなるような使い方・環境でなければ、さほど電気代が高額になることはないのではと思います。ちなみに私の利用時間・利用頻度では、そこまで電気代が気になることはありません。
健康のためにも
布団を干す事は、時間的にも肉体的にも大変だと感じる人もいるでしょう。そんな時、布団乾燥機が一台あると様々なメリットを実感できるのではないでしょうか。布団乾燥機を上手に活用することで、清潔な布団でぐっすり眠ることができ、健康的な毎日が送れそうですね。